プログラム

基調講演

バイオフィルムの内部構造を探る、バイオイメージング最前線

    
  • 野村 暢彦(国立大学法人筑波大学ERATO野村集団微生物制御)

日本歯科医学会から『口腔バイオフィルム感染症』という新しい傷病名の提案がされています。バイオフィルムの研究はヒトだけではありません。バイオフィルムを立体的に可視化して、細菌が相互の世界を覗き、バイオフィルムが形成される様子を感じてください。

学術教育研修会

  • 猪狩 英俊 先生(千葉大学医学部附属病院 感染症内科 教授)

教育講演

1. 歯科におけるAMR(薬剤耐性)対策

  • 金子 明寛(東海大学口腔外科 教授)

2. 日本のAMR対策

  • 大曲 貴夫(AMR臨床リファレンスセンター センター長)

AMR臨床リファレンスセンター http://amrcrc.ncgm.go.jp/

3. 歯科における抗菌薬

  • 岩田 健太郎(神戸大学大学院医学研究科微生物感染症学)

楽園はこちら側  http://georgebest1969.typepad.jp/

4. 歯科におけるペニシリン系薬オーグメンチンの位置づけ

  • 矢野 晴美(国際医療福祉大学医学部 医学教育統括センター教授)

矢野(五味)晴美の感染症ワールド  http://www.harumigomi.com/index.htm

5. 子宮頸がんワクチンの問題(仮)

  • 村中 璃子(京都大 非常勤講師 ジャーナリスト)

ジョンマドックス賞受賞スピーチ 2017年11月 ロンドン https://note.mu/rikomuranaka/n/n64eb122ac396

6.(未定)

  • 滝口 裕一(千葉大 腫瘍内科 教授)
 

臨床研究法

  • 飛田 護邦(順天堂大学 革新的医療技術開発研究センター 准教授)
   

市民公開講座

1.これからの食のあり方

  • 服部 幸應(学校法人 服部学園 服部栄養専門学校理事長・校長)

 生態系における生物間濃縮による農薬の危険性を指摘したレイチェル・カーソン著『沈黙の春』と複数の環境汚染が重なることで甚大な被害を及ぼすことを指摘した有吉佐和子著『複合汚染』は、私が食育について考える大きなきっかけとなっている。食育は健康に良いものを選ぶ力を養う「選食力」と食のマナーや食を分かち合うことの大切さを学ぶ「共食力」そして「地球の食を考える力」の三本柱から構成される。現在進行している第三次食育推進基本計画も15カテゴリ21項目に及んでいるがいずれも食育三本柱にふくまれている。ジェームス・ヘックマンによる「人的資本の収益率」にもとづけば食育の重要性は人間が誕生したときをピークに年齢とともに低減する。とりわけ授乳の重要性は人間である以前の哺乳類にとって共通とも言える。授乳をスタートに日々の食事の積み重ねが、ひとりひとりの人間形成と健康に関わり、同時にそれは地域やその国の食文化を形成し、ひいては食品ロスや食料自給率の問題、さらに国際社会・経済、そして昨今話題となっているマイクロプラスチックに代表されるような環境保全の問題にもつながる。このうち現代の日本人の健康という側面から考えると、砂糖がたっぷり入ったものをとりすぎないように注意し、塩分を抑え、野菜をたっぷり食べることが重要である。それも日本人の体質を踏まえると米を中心とした和食をベースに、西洋の食文化がほど良く取り込まれたバランスが理想的といえる。ふりかえると1965年から1985年までの日本人の「和洋食」的な食生活が該当する。他方で高齢化における食育的課題としてフレイルに留意したい。社会的・認知的・身体的に虚弱になることをフレイルというが、注意すべききっかけは口腔機能の虚弱(オーラル・フレイル)だ。口腔内環境が脳機能や肺炎、また心臓をはじめとした循環器系、さらには糖尿病、骨粗鬆症など全身にわたる疾患と関わりがあるとされている。そして加齢や疾患による筋肉量の減少で身体機能の低下が起こる。筋肉の喪失(サイコペニア)からの寝たきり、転倒、死亡のリスクを考えよう。私たち個々人の食の選択は、世界中の動きの影響を受けており、またその選択がさまざまなつながりを通して健康・家族・地域・経済、そして世界に影響を与えている。この相互のつながりの理解が「これからの食のあり方」において何よりも重要である。

2.病(やまい)はお口(くち)から

  • 丹沢 秀樹(千葉大学大学院医学研究院口腔科学 教授)
 

歯科衛生士教育講演

周術期等口腔機能管理は、地域包括ケアへの架け橋〜急性期病院から在宅へ繋いだQODへの想い〜

  • 池上 由美子(がん感染症センター都立駒込病院 歯科口腔外科 看護部主任歯科衛生士)
    

歯科衛生士シンポジウム

1.教育者として、医療の中でも十分多職種と連携できる人材を今後どう教育していくか?現状と問題点、展望(仮)

  • 船原 まどか(九州歯科大学口腔保健科 助教 歯科衛生士)
    

2.歯科衛生士として卒後有病者歯科治療に携われるように、新たに専攻科で学び、がんセンターで今奮闘している歯科衛生士の現状とこれからの展望(仮)

  • 若月 真美(新潟県立がんセンター病院 歯科口腔外科 歯科衛生士)

3.海外の大学病院で歯科衛生士として働いた経験から(仮)

  • 佐々木 珠乃(東京大学医学部附属病院 顎口腔外科・歯科矯正歯科 歯科衛生士)
    

薬剤師セミナー:有病者の歯科診療における安心・安全な薬物療法

1.腎障害患者の歯科診療における安心・安全な薬物療法(仮)

  • 岩尾 一生(北海道医療大学病院 薬局長)
    

2.肝障害患者の歯科診療における安心・安全な薬物療法(仮)

  • 小松﨑 康文(日本大学松戸歯学部付属病院 薬局長)

3.薬物アレルギー患者の歯科診療における安心・安全な薬物療法(仮)

  • 斎藤 義夫(鶴見大学歯学部附属病院 薬局長)
    

【大会事務局】

千葉大学大学院医学研究院
口腔科学講座
〒260-8670
千葉県千葉市中央区亥鼻1-8-1
e-mail:
sika-koukugeka@office.chiba-u.jp
実行委員長:鵜澤一弘
準備委員長:笠松厚志